皆さん、こんにちは。
長かった梅雨もいよいよ明けそうですね。
この季節にマスクをするのは中々骨が折れますが、引き続き日々気を付けて過ごしていきましょう。
さて、今回は引き続き…
って、番外編続くんかーい!?
はい、続きます。
さて改めまして、今回は「聖地」についてお話していきましょう。
聖地とは、「特定の宗教・信仰にとっての本山・本拠地・拠点となる寺院・教会・神社のあるところ、またはその宗教の開祖・創始者にまつわる重要なところ、あるいは奇跡や霊的な出来事の舞台となったところ」(ウィキペディアより)を本来意味します。ですが、ここではそれとちょっと違った意味の聖地トークをしていきます。
「聖地巡礼」という言葉を聞いたことはありますか?
従来の意味とは異なりますが、今日の日本では、マンガやアニメなどの作品の舞台となった実際の場所、またキャラクターや製作者本人と縁があるスポットを、ファンが訪れることを指します。
例を挙げると、「らき☆すた」の埼玉県久喜市、「ガールズ&パンツァー」の茨城県大洗町、「ふらいんぐうぃっち」の青森県弘前市、「ラブライブ!サンシャイン!!」の静岡県沼津市などがあります。まだまだ多くの聖地がありますが、その土地の観光協会や自治体が聖地としての要素を重要視しているところが多く、今では有力な観光産業のひとつとなっています。
実はオペラにも、この「聖地」があるのです!
明確に場所が設定されない作品もあるにはありますが、おおむね時代と舞台が示されています。ひとつ例を挙げますと、ジャコモ・プッチーニ作曲「蝶々夫人」というオペラは、1904年の日本の長崎が聖地となっています。没落し、芸者となった蝶々さんと、アメリカ海軍士官ピンカートンとの恋愛の悲劇、そして日本女性の生きざまを描いたこのオペラは、日本では特に愛されています。
実際に長崎を訪れると、蝶々さんたちが生きたであろう景色を臨むことができ、オペラ観劇に、より一層の情緒を加えることができます。
今はまだ多方面に出向くことは難しいのが現状ですが、落ち着いたら是非、「聖地巡礼」をされてみてはいかがでしょうか?
熱中症にお気をつけて!
またお会いしましょう。