いやぁ、買いました、カメラ。
GoproHero8というアクションカムにulanziのケースをつけて
純正マイクアダプターでRODEのVideoMicroというマイクをセットし
HSUの三脚マウントでulanziのミニフレキシブル三脚と合体させました! ・・・・・呪文!?
カッコイイでしょう??? ヘッヘッヘッ。欲しくなっちゃったでしょ?
前回は本指揮者のサポート担当である【副指揮者】を紹介しましたが、今日はまた別の指揮者のお話。
合唱指揮者です。
オペラには合唱が出てくる演目があります。(出てこない演目もあります。)
この合唱を一から作り上げていくのが合唱指揮者さんのお仕事。
本指揮者や副指揮者が担当する音楽稽古までに数回行われる"合唱稽古"を指揮します。
ちなみにオペラの合唱についてはVividメンバーの阿部がブログ更新中です!
こちら→https://dev.vividoperatokyo.com/abe/
合唱は、その劇場専属の合唱団が担当することもあれば、今回の公演のための特別編成の場合もあります。
前者の場合、常に同じチームで演奏をしているので音色が揃っていたりチームワークが良かったりとかなりスムーズに稽古を始められるのですが、後者の場合は「初めまして」の人がほとんどということが多いのでどのような合唱団に作り上げていくかが合唱指揮者さんの腕の見せ所になります。
知り合いのいない合唱現場だと「とりあえず目立ちすぎないように50%くらいの声で歌っておこう。そうすりゃ怒られないし。」という雰囲気になりがちです。(完全に私見です)
これを僕は『はじめまして状態』と呼びます。(まんま)
この『はじめまして状態』。
音程が下がったり、音色が暗めだったり、音楽が生き生きしてこなかったり、あまり良いことがありません。
なので合唱指揮者さんはその壁を打破しなければならないのです!!!!
例えるなら
(行ったことないですが)合コンの幹事さんみたいなお仕事ですね!
しかも、合唱指揮者さんは本指揮者が目指す音楽に寄せていかなければなりません。
合唱稽古で丁寧にアンサンブルをつくっても、「うーん、こっちの方向性じゃないんだよね」と本指揮者に言われてしまえばおしまいです。The中間管理職。
中間管理職で合コンの幹事ってめっちゃ大変ですよね!?
もちろん"合唱指揮のベテラン"も沢山いらっしゃって、たとえ合唱団が『はじめまして状態』だったとしても全く動じず淡々と音楽を作っていきますし、その音楽が本指揮者に否定されたとしても「でも私はこう考えて作ってみたんだよね」としっかり議論しベストな形に持っていく技が光ります。
オペラ公演のカーテンコールで、合唱団の前に一人立つ人がいたらそれはおそらく合唱指揮者さんだと思うので、たくさん拍手をお願いします!