皆さん、こんばんは。
ようやく寒くなり始めたと思いきや、季節外れの南風が吹き荒ぶ…
気候とはなかなか、ままならないものですね。
先々週と先週、ライヴに行ってきました。
ひとつは札幌で行われた、Saint Snow(ラブライブ!サンシャイン‼︎に登場する二人組ライバルユニット)の初の単独ライヴ、そしてもうひとつは声優 降幡愛さんのワンマンライヴです。前者はアリーナ、後者はライヴハウスにて行われ、徹底した感染対策のもと開催されました。
昨今の時勢のため、どちらも着席・発声無しだったので、集中して観賞することができました。声が出せないライヴなんて…と思っていたのがもう遠い日のことのようで、思いの外馴染んできていることに驚きつつ。どちらも熱量ある、ステキな公演でした。
ここで、ふと思ったことがあります。
現在の観賞スタイルは、クラシック演奏会のそれと、さほど差異は無いのではないか?ということです。
もちろん、ライヴでは立って声を出し、演者と共に盛り上がる空間を共有することが最善です。そうあるべきなのですが、偶然にも、ライヴパフォーマンスにおいても観賞に集中することができるこの状況は、どうやら悪いことばかりというわけではないようなのです。
歌唱、表情、照明演出に注目して観ることができる、という状態は、ライヴパフォーマンス界隈において、新たな効果をもたらしています。観客の変容に伴って、自ずと演者側にも変化が生まれ、どうすれば最も良い方向へ持っていくことができるか、という点を模索しているように感じました。
ポジティブに捉えると、暗いときの中でも、人は楽しみを見つけて生きていくのですね。
私も、かくありたいと思います。
それでは。